ブログ移行のお知らせ
どうもみなさんこんにちは!Guriです!
タイトルの通り、ブログをワードプレスに移行したのでお知らせします
このブログの更新は停止しますが、新しいブログで更新を続けますのでよろしくお願いします!
新しいブログURL
【2022年】新年のご挨拶【令和4年】
皆さんどうも!明けましておめでとうございます!
今年も色々頑張るGuriです!
はてさて、2021年はVOICEROID劇場等の活動を始めた年となりました。
お陰様でYouTubeチャンネル登録者は350人を越えました。これは一重に動画を見て下さり、登録してくれた方々のお陰です。
本当にありがとうございます!
今年の目標的な
今年はチャンネル登録1000人到達するぞ!などというありきたりな事を言うつもりはありません。
登録者数を増やすには、投稿頻度を維持して尚かつ動画のクオリティを上げなければいけないからです。
逆に言えば、上記の事をしっかりやっていればチャンネル登録者数は自然と上がっていくものではないかと思います。
これはニコニコ動画でも同様だと思います。
まぁニコニコ動画は新参者に厳しいシステムなのでついで感覚ですが…。
と、言うことで
今年の目標は…
投稿頻度を維持して動画のクオリティを上げる
です。
ありきたりなのは変わんねぇな!
まぁ動画投稿者の基本を守ってことで。笑
毎日投稿は出来ませんが、なんとか週3ペースでいけたらいいなぁと思っております。
それと2022年にやりたいことを語ってる動画がありますので、良ければ見てやって下さい!
youtu.be
このブログもちゃんと更新していきたいですね
出掛けた先の写真とか、使ってる物のレビューとかもいいかもしれませんね。
VOICEROID小説は本編が更新されるのと自動的に出来上がるので楽と言えば楽でいいです。
最初の方とかも小説に書き直したいのですが、ホント時間が足りないですな。
やりたい事で時間が足りないのは幸せな事ですね
今この時間を大切にして
自分がやりたいことや視聴者さんが求めるものを作っていけたらなぁと思っています
やだ、儂ったらクリエイターみたいなこと言っとる!
はい、と言う訳で簡単ですがこれを新年の挨拶と目標とさせていただきます!
今年が皆様の良き年でありますように!
【VOICEROID小説】クリスマスは売れ残りで節約すんだよ!
今日は12月25日
毎年この時期は体が疼く…
現在時刻は20時前
さて…
戦争の始まりだ!!
くーりすますが今年もやぁあってくるぅう!
サバゲー用の銃にゴーグル
暗闇に紛れる為の黒い服
OK
なにをする気だ
マスターであるちんちくりんを引き連れて
戦場へ赴こうかとしてリビングへ入ると
ちんちくりんがちんちくりんな格好で
別の戦場へと赴こうとしていた
クリスマスはリア充のイベント
一人でも無責任に作られるクリスマスベイビーを阻止すべく
僕は正義の味方になる…!
落ち着け
何を言っているんだこの馬鹿は
ベイビーを作りたい奴らがいるなら
勝手に作ってればいいじゃないか
ただのリア充に対する嫉妬を外に向けようだなんて
愚かにも程がある
そんなことをする余裕があるのなら掃除しろ
僕を止めるの?
無理だよ、僕は今日英雄になるんだ!
無差別に狙撃される奴が哀れだな
じゃ、行ってくるね!
待てっていってんだよ
ぐふっ!
勢いに任せて出ていこうとするアホに
今年一綺麗な巴投げをお見舞い
壁に叩き付けて行動不能にする
少し壁が凹んだ気がするが大丈夫
退去時の金を払うのはあいつだ
問題なく投げることができる
確かに今日はクリスマスだが
そんなくだらない事よりも大事な事がある
だ、大事な事?
あぁ、そうだ
壁にもたれかかったまま
うんうんと腕を組み悩むクソ野郎
数十秒程悩み、何か分かったのか
急にくわっとした表情に変わる
ま、まさか!?
あかりさんが僕を襲う気!?
・・・・・
はぁ?
きゃー!いやー!
僕の初めてが奪われるぅ!
あかりさん、僕には心の準備がァァァぁああああ!!!!
襲って欲しそうだったので遠慮なく襲う
何故かイラっとしたので
ここぞとばかりにボコボコに襲う
お前が、泣いても、殴るのを、やめない
命(タマ)奪ってもいいんだぜ?
ずみばぜんでじだ…
ったく
デリカシーのない奴だ
こんなんじゃあ変態姉妹に嫌われるのも当然だ
ほら、そんな不審者みたいな恰好はやめろ
出かけるぞ
え、出掛けるの?
おう!
クリスマスは
これからが本番だぜ!
しょうもない格好をしている阿呆を着替えさせ
数か所に定めた戦場へと出撃を開始
あのバカの所為で少し遅れたが
巻き返しは十分出来るぜ!!
・・・
・・・・
・・・・・
おらぁ!これ持てぇ!
あわわわわわわ!!
やっぱ閉店前だと売れ残り割引が多いぜ!
…骨の髄まで節約家だなぁ
クリスマスというのは
家族や友人、恋人
はたまた一人でのんびりと過ごす特別な日
決して節約の為に閉店前のお店に突撃して
割引の食材等を漁る日ではない
なにがたがた言ってんだ?
次はセールで売れ残った割引を狙うぜ!
まだ行くんだ…
次で三店舗目
一体何店舗程ロックオンしているのか…
僕もう持てないんですけど
勘弁してくれませんかね
ああん?
割引じゃなかったら明日も行くんだよ!
まるで大家族を養うシングルマザーの如き形相
子供の視点から見れば頼もしいのだろう
マスター視点から見ても頼もしいだろう
だが
僕には
割引商品を漁り狂うあかりさんは
悪魔そのものにしか見えなかった
・・・・・
逆らったら殺されるよね、これ
周りにいるお客さん達が
あかりさんの覇気に気圧されている
同じ様に割引を狙う人もいただろう
しかしあの悪魔には逆らうなと
本能が命じているのか
圧倒的な覇気の前に動けないでいる
これが…主婦力か…
いや主婦じゃないけど
…ちっ
思った程成果はなかったな
家に帰ってくるやいなや戦利品を確認
あかりさん的には納得いかないのだろう
舌打ちをしつつ毒を吐いていた
明日も行くから早めに休んどけよ?
そう言い残して
割引の食材達を冷蔵庫へ格納する為に
キッチンへと消えていった
クリスマスとはいったい…うごごご!
僕は明日も仕事なのですよ…
割引セールの為だけに寒い外を歩き回るのは
勘弁願いたい
まぁいいや
いい感じの手袋が手に入ったしね
あかりさんが覇気をまき散らしている隙をついて
似合いそうな物を探していたのだ
前のフラワークロックといい
今回の手袋といい
僕もなかなかセンスがみがかれてんじゃないのぉ!
あかりさんが寝たら
ベットの上にでも置いとこ
言っとくけどこれは半額ではない!
さすがにそんな器の低い男ではないのだよ!
・・・・・
今年はあまり成果が良くなかったな
出来れば正月の一週目までの
蓄えが欲しいところだ
葉物等腐りやすい食材を冷凍室にぶち込み
明日使う食材はそのまま野菜室に
肉類も同じ様に冷蔵庫に振り分ける
とりあえず三が日までは分はあるだろう
足りなければ明日の追加で買うとする
…まったく
あいつがアホな事してなければ
こんなことにはならなかったのに…
…ん?
あぁ、そう言えば
ついでにこれを買うのも目的の一つだったな
おい
ヴぇい!
なんて声出してんだ…
ど、どうしたの?
ほら、これやるよ
…マフラー?
今日の駄賃だ
明日は今日より寒いからな
これでしっかり防寒しとけ
…ありがとう
ふん、風邪引かれちゃ収入が減るんだよ
あかりさん
なんだ?
はいこれ!
…手袋?
メリークリスマス!
・・・・・
あぁ、メリークリスマス
これが不器用な二人のクリスマス
毎年毎年繰り返される素直ではない二人の日常の一コマ
いつか、この二人が
他の二人の様に
素直になれる日が来るのでしょうか?
あ、半額だこれ
YouTube動画版はこちら
【VOICEROID小説】聖なる夜の贈り物
仕事終わりの深夜
毎年この時期は忙しい
営業の仕事はもちろんのこと
寿司屋の手伝いもたんまりだ
あかりも夜遅くまで働いている
それでも俺が家に帰る時には
風呂も飯も出来ている
本当に器量の良い娘だ
今年も
例年と変わらないクリスマスだ
今年のクリスマスも時間ギリギリだな
お店が繁盛する時期ですから
そうなんだがな
店は夜の10時まで開いている
客がいなくなった時間に掃除やその日の
売り上げを計算したりする
その為、普通は家に戻るのは
日付を跨ぐことが多い
特別な事がある時は
計算などは後回しにすれば
日付を跨ぐことなく家に戻ることが出来る
でも誕生日にゆっくりできたので
必要以上に望みはしませんよ
相も変わらず謙虚な奴だ
物欲がないお陰で上手くいっているところがあるが
…お前はもっと望んでもいいと思うがな
望み過ぎると
ろくな事になりませんので…
ふっと哀愁ある表情になる
俺もあかりも望み過ぎたからこそ
別次元のあかりに迷惑をかけることになった
そういう事なのだろうか?
…確かにそうかもしれないが
あかりが欲を出したのはあの一件だけだ
それ際も自分の戒めにしているのだろう
…ちげぇねぇな
はい、クリスマスケーキです
テーブルに置かれた小さめのホールケーキ
二人分にはちょっと多めだが
甘いものが好きなあかりが平らげてくれるだろう
基本の生クリームにイチゴ
真ん中にはメリークリスマスと書かれた
チョコ板が乗っている
周りには店でみたサンタの砂糖菓子が乗っている
デコレーションにはカラフルなチョコが散りばめられている
確か、カラフルスプレーだったか?
ちゃっかり手作りか
お前は本当に準備が良いな
マスターと食べたかったので
恥ずかしそうに顔を赤らめるあかり
答えにはなっていないのだが
きっと俺の事を想って作ってくれたのだろう
言葉に偽りはなく
俺の為だけに作ってくれた事実が只々嬉しい
・・・・・
・・・・・
暫く、自然と見つめ合う
少しばかり微笑みながら見つめ合うこと数十秒
あかりにはもっと長く感じただろう
顔は真っ赤になっているが
視線を外すことはしなかった
食うか
そ、そうですね!
あかりが耐えきれそうになかったので
ケーキを食べる様に促す
まだまだ経験が足りねぇな
フェード
ふぅ…食った食った
日付変わる前にケーキたぁ太っちまうぜ
質素ながらもクリスマス仕様の料理にケーキ
血糖値がドバドバってなぁ
日頃営業で歩き回っているのですから
これくらいで太ったりはしませんよ
だといいがな
そうですよ
いつもと変わらず他愛もない会話
もう間もなく日付が変わる
このまま風呂に入ってベッドで眠り
また同じ朝を迎える
・・・・・
マスター?
黙ってカーテンが閉じられた窓を
じっと見つめ始めた俺に疑問をもったのか
どうしたのだろうと、あかりが声をかけてきた
雪は…まだ降ってんのかねぇ?
…今は止んでますね
今年は雪は降れど積もってはいない
それは帰る道の中で分かっていた
ちょっと散歩でもしないか?
え?
お前とクリスマスに歩くなんてこと
したことなかったと思ってな
マスター…
もちろんそんなことが理由ではない
まだ大切な用事があるからだ
今まであまり意識したことなかった所為で
少し不自然な誘いにはなったが
それでも大切な事なのだ
嫌なら無理強いはしねぇよ
嫌ならここで済ませればいいことだ
できれば外でと思ってしまうのは
俺の我儘だろう
・・・なかなかどうして
俺もロマンチストになっちまったな
そんなことありません
準備して来ますね!
おう、暖かくし来いよ
ぱたぱたと自室に戻り
支度しにいったあかり
断られるなどある訳ないのだが
分かっていても、こういった気遣いは重要だろう
あいつも疲れてるだろうからな
さて、皿を片づけたら
俺も準備しに行くさね
フェード
外は雪は降っておらず
さっきまで雲がかかっていた月が顔を出していた
うわぁ…寒いですね…
足元気を付けろよ
積もってはないが滑るかもしれねぇ
例え雪が積もってなくても凍結の危険がある
外に連れ出した上に転んで怪我でもさせたら大事だ
マスター
手を…繋ぎませんか?
…そうだな
転倒予防にはなるな
俺の心配を察したのか
手を繋ぐことを提案してきたあかり
恥ずかしいのか、顔は真っ赤だ
…えへへ
手袋をした手でキュッと手を握る
布越しの筈なのに、あかりの温もりがあるかのように暖かい
気付かないだけで、俺も顔が赤い様だ
悪かったな
急にどうしたんですか?
今までずっと忙しくて
お前を放置してた
寂しい思いさせてんじゃねぇかって
これは以前の事件だけでなく
これは店を出すと決めた時からずっと思ってた事だ
毎日毎日出店の為に走り回って
家にあかりを一人で置いている事が大半だった
今の様に、クリスマスだの誕生日だのと
ゆっくり過ごした事はない
挙句の果てには失踪して
大事にすると決めた家族を放置していたのだ
・・・・・
確かに、寂しかったです
だよな、すまん
当たり前の返答だ
あかりのマスターになると提案したのは俺だ
家に招いて、家族だと言ったのは俺だ
しかし、あかりは言葉を続けた
ですがマスターが
ずっと夢の為に頑張る姿を見るのが
とても好きでした
紆余曲折はありましたが
素敵な出会いに恵まれて
マスターの夢は叶いました
だから、寂しくても
それ以上の幸せがあったので
マスターが謝ることはありません
実にあかりらしい言葉だった
他人を気遣い、柔らかい優しい言葉
それに…
マスターの夢は
私の夢でもあるのです
私達の夢が叶って
本当に良かったです!
心の荷が降りるのを感じる
ここ数年間ずっと感じてた罪悪感
それでも夢の為に止まれなかった
あかり
はい?
そんな愚かな俺に愛想もつかずにいてくれた
大切な人に贈れる言葉は
ありがとう
これだけだ
真っ直ぐに、目を見て…
・・・・・
はい
私も、ありがとうございます!
月夜に照らされた笑顔
美しく映るその笑顔は
きっとどんな人間の心も溶かすだろう
それと…ほら
これは…クリスマスプレゼント?
メリークリスマスって奴だ
これが一番大切な用事
誕生日のプレゼントを渡した事はあったが
クリスマスはいつも適当な物で済ませていた
だが今回は、いつもとは違う
大切な人の贈る
大事にして欲しいもの
…指輪
これからもずっと
よろしくってヤツだ
別にプロポーズって訳ではない
それをするならもっといい物を一緒に買う
これは…言うなれば親愛の指輪
大切な家族に贈る親愛の指輪だ
マスター…
大事に、しますね!
おう
満面の笑みに少し涙を浮かべて喜ぶあかり
少しだけ緊張したが
その笑顔を見て安堵する
そして、もう一つ…
それと…
?
繋いでいた手を放し
腰に手を回し抱き寄せる
唇と唇を軽く触れ合わせ
また元の様に手を繋ぎ直す
…用は済んだ、帰るぞ
…はい!
帰り着いた時には日付は変わっているだろう
またいつもの日常が戻ってくる
しかしそれはいつも通りであれど
確かな絆が結ばれた日常となる
YouTube動画版はこちら
YouTubeチャンネル登録者200人までの感想
どうも!皆さんこんにちは、Guriです!
200人突破まの期間
200人までにやったこと
まとめ
【VOICEROID小説】正妻戦争勃発!クリスマスの大騒ぎ!
楽しい楽しい聖なる夜
キリストの降誕を祝う日に
何故日本人が騒いでいるのかは詳しくは分からない
知りたい人はググってくれ
だが日本でのクリスマスは家族や恋人と
楽しく過ごす聖なる日
今年もあかりとゆっくり過ごす予定だった…
しかし…
リビングは凄惨な状況だった
倒れているあかりに問題児姉妹
テーブルに散乱するクリスマス特有の料理たち
どうしてこんなことに…
「いやぁ、誕生日の後にクリスマスとは幸せです!」
ふんふんとクリスマスソングの鼻歌を歌いながら
部屋の飾りつけをしているあかり
クリスマスツリーはもちろん
リースやガーランドといった飾り達を
手際よく部屋に飾り付ける
「ケーキましましだな」
「今日もいっぱい食べますよぉ!」
今日も元気にエンゲル係数をぶっ飛ばす宣言
別に宣言しなくても毎日ぶっ飛ばしてるけど…
でも、いつも幸せそうに食べるあかりを
咎める気なんて毛頭ない
いっぱい食べる、君が好き
「流石我が娘」
「そういうと思って」
「沢山料理を作ってきたわよ!」
「お母さんにミリアルさん!」
今年はあかりの提案でみんなでクリスマスを祝うのだ
あかりの母親(?)であるアリアルとその妹ミリアル
いつも世話になっているからと
今年はこういう行事毎には積極的に誘っている
「いらっしゃい」
「良かったの?あたし達がお邪魔して…」
ミリアルが少しばかり申し訳なさそうに言う
若干首を傾げ
重力に負けた綺麗な長髪がサラサラっと数本垂れる
流石にクリスマスという聖夜だからか
俺達二人を邪魔するのに引け目を感じている様だ
「きにすんな」
「あかりが言い出したからな」
「今年はみんなでパーティしたいって」
せっかくのパーティだ
気を遣われて楽しめないのは
こっちとしても本望ではない
気にしないで欲しいとフォローを入れておく
「それならよかったわ」
「姉さんが母性に覚醒するまでは」
「クリスマスパーティ的な事はしたことなかったのよ」
「だから、今日はちょっと楽しみにしてたの!」
「そうなのか?」
考えてみればそうか…
初めて会ったアリアルは、今の様なふざけた奴ではなく
冷静沈着という言葉が似合う女性だった
今は冷静沈着(笑)だけど
「なら今日は楽しむといいさ」
「ありがと!」
腕を後ろに組み
前屈みになりながらお礼を言うミリアル
その際にふわっと柔らかないい匂い
姉とは対照的な少女の様な笑顔
思わずドキッとしてしまう程の美貌だろう
大分慣れて平静を保てるようになったが
度々あかりに感づかれそうになるのは冷や汗ものだった
「むっ!これはケン〇ッキーの」
「クリスマス限定チキン!!」
「苦労しましたよ…」
「お母さん大好き!」
「あぁ、これが幸せというものなのですね…!」
入手困難なクリスマス限定のチキン
完全予約制で半年前から予約が開始されるが
すぐに予約がいっぱいになる代物
俺達は勿論予約できなかった
あの時のあかりの落胆ぶりは相当なものだったな
そんなチキンを持ってきてくれた母親に
嬉しさを最大の表現として抱き着くあかり
突然抱き着かれてびっくりしたのか
それとも嬉し過ぎてオーバーヒートしそうなのか
アンドロイドとは思えない程
顔が真っ赤になっていた
「昂ってるわ…」
「いつも通りだろ」
「これは…?」
限定チキンの隣の袋には飲み物が入った瓶があった
これは恐らく…
「シャンパンか?」
シャンパンにはアルコールが入っている
飲めるのは俺くらいだが…
あれ?この姉妹は飲めるのか?
「安心して、これはシャンメリーよ」
「アルコールのないシャンパンです」
なるほど、そんなものがあったんだな
「そうなのか、なら安心だな」
「貴方達クリスマスでいっつもいちゃついてんでしょ?」
「シャンメリーくらい知ってると思ってたわ」
「食うの優先だから」
「あぁ…そうよね」
そう、毎年食べるのが優先
ローストチキン、ケーキ、シチュー
コーンスープにピザやタコライス
その他にも様々な料理を作って食べて楽しんでいる
なので、飲み物は水や牛乳といったのが主だった
「なんか恥ずかしいんですけど…」
食べたばかりなのを暴露されて恥ずかしいのか
顔を赤くしてやめてほしそうな表情をしている
可愛い
「ではそろそろ乾杯しましょうか」
「はい、あかりにマスター」
いつの間にかシャンメリーをグラスに注いで
俺達に渡してくれた
「ありがとうございます!」
「悪いな」
淡い黄金色で微炭酸の泡がしゅわしゅわと
グラスの底から沸き立っている
綺麗に透き通ったその色は
飲む前から美味しいのだと認識させられる
「ではあかりちゃん乾杯をお願いします」
「はい!」
アリアルから乾杯の音頭を任されるあかり
元気よく返事をして
そのたわわに実った胸の前にグラスを持ってくる
「今日は楽しいクリスマス!」
「みんなでいっぱい楽しみましょう!」
「かんぱーい!」
かんぱーい!
「…うん、美味しいわね!」
「えぇ…そうですね…」
「ごきゅっ!ごきゅっ!」
「…確かにうまいな」
シャンメリーに三者三葉の反応
口当たりのよい微炭酸は口腔内でパチパチと
心地よい刺激を与えてくれる
味は葡萄酒の様な感じで
とても飲みやすく、アルコールが入っていても
簡単に飲み進めることができる
…ん?アルコール?
「これ・・・アルコールが入ってるぞ?」
「おい、ミリアル」
「これは本当にシャンメリーなのか?」
「…にゃによ?」
んんんんんんんんん?
「おかあしゃん!!」
まさか!?
本当にアルコールが!
「最近マスターにくっつき過ぎれすよ!」
いかん、これは手遅れだ
というか酔うのはえぇな!?
「…ほう」
「まうたーはわらひのなんれすからね!」
アリアルは顔こそ赤いが落ち着いている
ていうかアンドロイドって酔うの?
ミリアルは酔ってるみたいだけど
こいつらかなり人間寄りに体を改造してんだなぁ
「いかん、感心してる場合じゃない」
「おい、アリアル」
「大丈夫か!?」
一番マシであろうアリアルの肩を掴み
事態の収拾を図る
「見なしゃい、まふたーはわらひをえらんだのれす!」
駄目だこりゃ
「まうたー…!」
目に光が無くなってるー
わーいどうしようー
「あかり!!」
ミリアル!?
まさか実は酔ってなかったとか!
「まうたーはあらひのものよ!」
ミリアルさん
業火に油田を投げ付けないで下さい
「…は?」
「いやあ、いちどいってみらかったのよれぇ!」
その一度が永遠の過ちだと気づいて下さい
「わらひのほうがまうたーにふさわひいのれす」
俺はあかり一途だから
勝手に奪い合わないで欲しいなぁ
「ゆるひまへん!」
「おおぐいしょうぶれす!」
「いいれしょう」
「あらひもやるー☆」
あぁあぁ、なんか始まっちまうぞ
早く止めないと!
「おいあかり、少し落ち着け」
「俺はお前が一番だぞ!」
「まうたーは下がっててくらはい!」
「てきがふらり…まけまへん!」
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
リビングは凄惨な状況だった
倒れているあかりに問題児姉妹
テーブルに散乱するクリスマス特有の料理たち
戦いは、終わったのだ…
3人とも回り過ぎた酔いにダウン
勝者はいない…
「・・・・・」
「あぁ…」
「後片付け大変だぁ」(泣
YouTube動画版はこちら!
【VOICEROID小説】こいつらやばいよ
ここはボイスロイド研究所
いずれ人類が滅ぶであろう未来から
滅亡を回避する為に作られた研究所
そんなここの長は
みんなが羨む程の美人でした
ボイスロイド研究所所長・アリアルさん
白髪の長い髪がとても綺麗で
キリッとした冷静沈着なご尊顔が眩しいです
この方が笑ったところは
我ら職員が見た事がありません
ただ、以前から
少し嬉しそうにカメラバックを引っ提げて
出掛けている姿が目撃されています
きっと素敵な趣味を見つけられたのですね!
「…何をそんなにジッと見ているのですか?」
「も、申し訳ありません!」
皆さんに紹介していたら
不審に思われてしまいました!
そうでなくても
見惚れてしまう程綺麗なので仕方ないですね!
「…この書類の処理をお願いします」
「は、はい!…あれ?」
所長の机に置いてある写真
これはあかりさんの写真でしょうか?
「所長…その写真…」
「!」
「…これは趣味の写真にあかりさんを付き合わせただけです」
なるほど!
やはり所長はカメラが趣味だったのですね!
しかし、家の中で撮影会ですか…
それに写真の端にハサミで切り取った様な跡が…?
「…これは虫が映り込んでしまいまして」
「本来ならば気にはしないのですが、今回は構図が悪かったので切り取らせてもらいました」
「そうなのですね!」
「とても素敵な写真です!」
「ありがとうございます」
…あれ?
幻覚でしょうか?
所長が…笑った?
「では書類の方よろしくお願いします」
「…はい」
パタンっと扉を閉め外に出ました
…
……
ふぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!
所長が!
所長が微笑んでました!!
ふふって!
柔らかい笑みをこぼしていましたよ!!
ふぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!
レアなもん見たぁぁぁあああああああ!!
「…危なかったですね」
「ですが流石私!」
「それとなく理由を出して華麗に回避です」
「…ふぃ」
危ない危ない…
思わず目の前で昇天するところでした…
「あら、どうしたの?蹲って…」
「え…?」
ふふふふふ副所長!?
まさか副所長に会えるなんて!
レア中のレア!URですよ!!
あ、もちろん所長もURですけどね!
普段所長の裏方として
表に出ることのないミリアル副所長!
あぁ、所長とは正反対の黒髪が綺麗…
表情も柔らかくて
私を心配そうに見つめる目に吸い込まれてしまいそう…!
「本当に大丈夫?」
「あばばばば!大丈夫です!!」
あまりに見惚れ過ぎて更に心配されてしまいました
さっきと同じですね…
「め、珍しいですね!」
「普段はこっちには来られないのに…」
「そう?最近は結構来てるけど…」
「あぁ、でも夜が多いからかしら?」
「みんないないものね」
所長とは違い、ころころ表情を変えながら
質問に答えてくれるミリアル副所長
可愛いかよ
「そんなことより具合悪いんじゃないの?」
こんな不審者みたいな私に優しくしてくれるとか神ですね
ごめんなさい、具合が悪いのではなくて
ちょっとばかし感動で不審者ムーブかましてるだけなのです
「だ、大丈夫です!」
「そう?ならいいのだけれど…」
それじゃあね
と私の横をすり抜けていく副所長
その時、ポケットから何かひらりと落ちた
「これは…下着?」
「!?」
物凄い勢いで私から下着を奪い取る
明らかにパンツだったのだが、何故パンツが…?
「あ、あの…」
「・・・・・」
「い、今のは…」
「こ、これはね!」
「お店で下着を買ったのだけど」
「いつもの癖で袋要りませんって言っちゃったの!」
「エコバック持ってくるの忘れてたのにねぇ!」
あははは!
っと何故か冷や汗をかきながら早口で捲し立てる
「なぁんだ!」
「そうだったんですね!」
「よくありますよねぇ、私も似たような事しましたよぉ!」
「ね、ねぇー!良くあるわよねぇ!」
何故か凄く焦ってるような気がしますが
他人に買った下着を見られたのです
それは焦りますよね!
「あ、あたし姉さんに用があるから」
「それじゃあね!」
凄く急いでピューっと行ってしまいました…
でも、赤のパンツなんて
意外と大胆なんですね…
イメージ的に黒とか青っぽいです
「あ、私も書類を早く片付けなくちゃ!」
今日は所長の笑顔と副所長が見れたのはラッキーです!
後の仕事も頑張っちゃいますよぉー!
「あ、危なかったわ…」
「まさかあかりのパンツを落とすなんて」
「一生の不覚…」
「ほう…ならばその一生を今終えてもらおうか」
「ぴゃっ!」
鬼神の如き表情
見える筈のない邪悪なオーラ
紲星あかり…
彼女は今日
悪魔と化す…
「わたしは今日…」
「お前を殺す」
研究所には今までに聞いたことのない絶叫が
木霊したという
動画版はこちら↓
YouTubeチャンネル登録者100人までやったことと感想
どうも!皆さんこんにちは、Guriです。
一番嬉しかったのは登録者数が10人を突破した時
10月から本格的にYou Tubeのお勉強
まとめ
最初期の動画構成をあーだこーだするのは楽しかったですが、編集時間がかなり時間が掛かってたのが辛かったです。
給料が出る訳でもなく、再生が多い訳でもなく、ただひたすら作る。
職人気質の人なら幾分か余裕があるのではないでしょうか?
母親と話をした時に、その時間を母親の時給で計算したら20万近くなったのは悲しいというかなんというか…
まぁ爆笑してましたけどね
ではでは下にチャンネルページをURLを置いときますので、興味があればご視聴していただければ幸いです。
【VOICEROID小説】果たして部屋から脱出できるのか!?
気が付いたら見知らぬ部屋
全体が白を基調とした部屋で清潔感が漂う
いや、清潔感よりか無機質感の方が強い
何故こんなところにいるか分からないけれど
「またここか…」
一人じゃないのは安心できた
しかも相手はあたしが信頼している人物「紲星あかり」
ぶらっきぼうでやさぐれてはいるが
根はとても優しい人物だ
「ここは…どこかしら?」
突然訳の分からないところに飛ばされて気持ちが悪い
何か言葉を発しないと不安が大きくなる
「分からん」
「だが、指定された行動をすれば」
「扉の鍵が開くみたいだ」
「指定された行動…」
まるで一度は来たことがあるような口振りで説明するあかり
あかりの表情には不安などはなく
少しばかり呆れた様な表情を浮かべていた
「っていうか、あんたここに来たことがあるの?」
「おう、リア充とな」
「リア充…あの大食いの子ね」
大食いリア充…別次元の紲星あかり
向こうではマスターと終始イチャイチャしながら
大食いに励んでるとかなんとか
「それで、その時は何をしたら出られたの?」
出来る事ならさっさとここから出たい
あかりと二人きりになるなら
あたしがラブホ辺りに連れ込むし
「確かキスしたな」
「なんだ、キスすれば出られるのね」
「簡単じゃない」
とても簡単な方法だ
少しばかりちゅっとすればいい話
問題なしノープロブレム
…え?キス?
「ききききききき、キス!?」
「キスしなきゃ出られないの!?」
「落ち着け」
キスしないとここから出られないの。あ、あたしはあかりとキスするのはあんまり気乗りしないけど、ここから出る為だもの、仕方ないわよね。そう、これは仕方ないのよ、この変な場所から出る為の手段、手段なのよ。決してやましいことをする訳じゃないのよ
「うっへっへっへっへ」
「何考えてんのか分かるのが悲しい…」
合法…!圧倒的合法っ!!
下手な理由を付けないであかりとキスすることができる!
なんて素敵な部屋なのだろう!
…いけないいけない
平静を保たないと、あかりに感づかれちゃう(手遅れ
「仕方ないからキスしてあげるわ」
「感謝しなさい!!」
「あぁ、うん…ありがとう」(半ギレ
何か機嫌が悪い気がするけどまぁいいわ
キスできるんだもの!
「とりあえず後ろを見ろ」
「後ろ?どうして?」
はよキスさせなさい
「後ろの掲示板に書いてあることを実行すれば」
「鍵が開くって仕組みなんだよ」
「ふぅん、そうなのね」
どうせ書いてあることなんてキスなんでしょ?
顧客が求めてるのは、女の子同士の百合展開なんでしょ?
そんなこと分かってr
【24h壺男耐久しないと出られない部屋】
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
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動画編集ばっかしてブログ放置してる話
どうも!皆さんこんにちは