介護施設で働くメリット・デメリット 5選【結論:優しい人は働いたらダメ】
どうも!皆さんこんにちは、るーしぃです!
皆さんは【介護職】に興味はおありでしょうか?
少し前の記事に【病院で看護補助として5年間働いた実体験】の記事を書きました。
僕自身なかなか強烈な5年間でしたが、現在は退職をして【介護施設】の方へ転職しました。
目的は【訪問介護】の勉強をするためです。
いつか介護保険外の人や障碍者の人を支援できるような事業を立ち上げたくて、まずは【訪問介護】の勉強がしたかったからです。
それはさておき、初めて【介護施設】で働き始めて三ヶ月程経過したので、感想とかメリット・デメリットでも話していきます。
この記事が【介護施設】への転職を考えている人への参考になれば幸いです。
結論から言うと【優しい人】は介護職にならない方が良いです。
何故なら【介護施設】はかなりピンキリです。
個人的に【ブラック施設】は5割を超えている感覚で、優しい人は職場に理解がある人がいない限り【高確率で利用されます】
あれをしてくれこれをしてくれと仕事を回され、手一杯になること間違いなしです。
そして【ブラック】な施設は利用者に対して扱いがかなり雑です。
そういった光景を日常的にみていたら、心がどんどん傷ついてしまい、自分の心が病んでしまう可能性があります。
上記の理由から【優しい人には介護施設で働くのはおすすめしません】
逆に優しい人でも
【周りなんか関係ない!自分は利用者さんに優しくできる介護を続けるんだ!】
という【信念】を持っている人は働いてみてもいいかもしれません。
それでは僕の感想も交えつつ、メリット・デメリットを話していきます。
メリットとデメリット
メリット
変則勤務のため、平日に休みがある。
【介護施設】に限った話ではありませんが、【医療】や【看護】、【介護】は主に変則勤務で休日が平日になる場合が多いです。
平日の休みであれば、買い物に行ってもどこかへ遊びに行っても【人がそこまでおおくない】ので【快適】です。
細かいところまで言えば、平日なのでATMでお金をおろす時に手数料がかからないとかもあります。
バッティングセンターに行っても人がいないので【貸し切り】状態です。笑
基本女性の職場なので女性の場合は気が楽
【介護士】は主に女性の職場です。
女性が多いことはとても心強いかと思われます。
男性が苦手な方などには良い職場になるかもしれません。
また【子持ち】の方が多いので、もしお子さんがいるのであれば、お子さんのお話などでスムーズに職場に馴染めるのではないでしょうか?
早出や遅出、夜勤専従等の幅が広い働き方ができる
老後の勉強ができる
【介護施設】で働いているということは
【いつか自分もお世話になる可能性がある場所】です
・どういう時間の流れで生活をしているのか?
・どんな食事で、どんなお風呂の入り方なのか?
・訪問があるのかないのか?
・安全に生活できる場所なのか?
等の疑問を【働きながら学ぶ】ことができるので、いつか来る【老後】の勉強になります。
知っておくことで【職員のも利用者にもブラック】な施設を回避できる知識を得ることができます。
自分の親が要介護になっても対処できる
【介護施設】では【おむつの交換】はもちろん【起床就寝介助】【トイレ介助】【入浴介助】【服の着替え介助】等、支援に必要な技術を学ぶことができます。
もし自分の親が軽い介護状態になってしまっても、落ち着いて介助を行うことができ、落ち着いて介助が出来るということは、【相手も落ち着いつかせる】ことが出来ますでので、よりスムーズに介助ができます。
デメリット
ブラックの方が多い
いわずもがな【ブラックな介護施設】が多いです。
・利用者の扱いが雑
・職員を使い捨ての様に扱う
・設備が悪く利用者に危険がある
・ブラック施設だと利用者の親族もモンスター
等上げ始めたらキリがありません。
働いてみなければ分からない場合も多く厄介です。
面接時にしっかりと内部見学をさせてもらって、少しでも納得できない部分があるのなら止めておいた方が無難です。
人間関係が悪い場合の方が多い
職場は【人間関係】が命だといっても過言ではありません。
それはどの職業でも言えることですが【介護施設】は人間関係が悪い場合が非常に多いです。
一見人間関係が悪くはなさそうに見えますが、陰では悪口を言っていたり、派閥ができている可能性もあります。
恐らく【介護施設】で退職する理由のトップ3には入るのではないでしょうか?
月8~10日の休みが設定されているが、夜勤をすると半分に減る
夜勤は通常2交代の場合は午後17時~午前9時までが普通で、夜勤明けの次の日は休みにしなければ【労働基準法】違反になります。
3交代制の場合は午後21時~朝の9時までです。
しかし元々3交代制なのに人手不足などで17時~21時までの時間を【残業】扱いとして働かせて、夜勤明けの次の日を休みにせず【出勤】させるという【労働基準法】の穴を突いて働かせる【介護施設】もあります。
自分はそのせいで15連勤の変則勤務して、身体を若干壊しました。
もし夜勤をする場合は面接などでしっかり確認しておいた方がいい事例です。
腰痛になる
読んで字のごとく、正しい体の使い方をしないと【腰痛】になります。
利用者を車椅子からベッドに移乗させる時や入浴介助をする時など、腰を使う場面はいくらでもありますので、腰が痛くなくてもコルセットを巻いたりしていた方がいいです。
自分は背が高い方なので、コルセットを巻いていても結構腰にきますので、【介護業界】で働くのはそう長くはないと思っています。
背の高い人は細心の注意をしておきましょう。
給料が低い
マジ給料低いです!
一人暮らしの人は余程【ミニマリスト】でなければ生活は成り立ちません。
成り立たそうとすれば、夜勤や残業をしなければなりません。
仮に時給が900円だとすると22日8時間働いても158400円にしかなりませんし税金を引かれたら手取り120000円しかもらえないでしょう。
正社員なら話は別でしょうが、パートの一人暮らしならば低すぎて生活などできません。
病院で介護員として働いていた方が給料が高いです。
夜勤はしてもいいけれど、残業はしたくない。けれど介護をやってみたいという人は【病院】で【看護補助】として働くことをおすすめします。
給料も安定していて、かつ【介護施設】で働く内容はさほど変わりません。
僕は病院で5年間働くことができましたが、施設で働くのは心が折れそうです。
向き不向きがあるんですかね。笑
まとめ
一つだけ言っておきたいのは、例え【ブラック介護施設】でもまともな人は絶対に存在しているということです。
色々話をしてみて、そういう人を見つけることができたのなら、きっと味方になってくれます。
【ブラック】だからと一人で悩まずに信頼できそうな人を見つけたら、話をしてみましょう。
そうやって話をしてみることで何か道が開けるかもしれません。
やることやって、それでも無理なら辞めればいいだけの話です。笑
あなたの人生は、あなたしか責任は持てません。
この記事が【介護】で働きたい人の参考になれば幸いです。
それでは今回はこの辺で失礼します!
ありがとうございました!